もう数年も前から「アンチエイジング」は日本語としても定着し色々なところで聞く言葉になっていますね。
シワに効くのは「レチノール」
シミ予防には「ビタミンC」や「アルブチン」
保湿力には「セラミド(角質細胞間脂質)」
色々な成分がアンチエイジングに効果的だとしてコスメに配合されています。
まずは、そもそも「アンチエイジング」とは何かについてみていきましょう。
アンチエイジングとは
アンチエイジングの英語の意味
アンチエイジングは英語です
Anti Aging
Anti(アンチ)は、「〜に反して、〜に抵抗して」と言う意味です。
Aging(エイジング)は、「年をとること、加齢」と言う意味です。
アンチエイジングとは、「加齢に反抗すること」つまり、年を取らないように予防的な措置を取ると言う意味になります。
広い意味では、「抗老化医学」つまり積極的予防医学の一種で、老化を防ぐために行う行為の総称ということになります。
寿命を延ばすことが目的ではなく、出来るだけ健康な身体と維持することを指します。
アンチエイジング医療(予防医療)としては、生活習慣病の予防などを目的として「食事療法」や「運動療法」がとられます。
アンチエイジングとエイジングケアの違い
アンチエイジングが「年を取ることに抵抗する」と言う意味であるのに対して、エイジングケアという場合は、「老化にあったケアをする」という意味になります。
意味としてはそれほど変わらないのですが、アンチエイジングという言葉が予防医療の場でも使われているので、ちょっと強い意味もあり、化粧品ではこのワードを使ってはいけない場合もあります。
美容の面でいうとアンチエイジングもエイジングケアも、老化に対応したお手入れと言う意味で使われています。
アンチエイジングもエイジングケアもほぼ同じ意味と考えて大丈夫です。


アンチエイジングでできること
エイジング(老化)する理由
アンチエイジングを行うためには、まずなぜ老化(エイジング)していくのか、老化の原理を理解しなければなりません。
老化のおもな原因には以下のような理由があります
酸化(活性酸素の増加)
コラーゲンの減少
ホルモンの減少
酸化(活性酸素の増加)
呼吸で体内に取り入れられた酸素の約2パーセントが活性酸素に変わります。
活性酸素はなくてはならないものです。
活性酸素は、体内に入ってきたウィルスや細菌などを退治する強い殺菌作用をもっています。
しかし、加齢によって活性酸素は必要以上に増えすぎる傾向があります。
増えすぎるとその強力なパワーによって大切な細胞を酸化させ老化現象を促進させてしまうといわれています。
増えすぎた活性酸素の影響で、細胞が変異したり死滅することによって白髪やシワ、肌のハリをなくすなどの老化が進行してしまうのです。
コラーゲンの減少
肌のハリや潤いをキープするためには、コラーゲンが必要です。
コラーゲンは体のタンパク質の3分の1を占めると言われていて、身体中の様々な部分に存在しています。
コラーゲンは肌のハリや弾力を維持するために重要な役割をもっています。
でも残念ながらコラーゲンはかなり早いうちに減少していってしまうんですね。
25歳くらいから減少し、40代になると25歳の頃と比べて約半分となり、60代では3分の1になってしまうというのです!
減っていく一方のコラーゲンを補うために何かしないといけないのです!
ホルモンの減少
加齢により様々なホルモンが減少していきます。
ホルモンは、肌のつツヤを保ったり、髪や爪の健康、骨や関節の健康、また精神的な健康を保つために重要ですが、加齢に伴いそれらは衰えていってしまいます。


アンチエイジングの方法
年をとっても美しく健康であるために、できるアンチエイジングにはどんなことがあるでしょうか。
大きく4つに分かれます
バランスのとれた食事
正しい生活習慣
適度な運動
適切で効果的なケア
アンチエイジングおすすめ美容コスメ
「バランスのとれた食事」、「正しい生活習慣」、「適度な運動」ができた上で、効果的な美容ケアができればすばらしいです。
アンチエイジング美容については、最新のスキンケア商品がどんどんと開発され販売されています。

新しいエイジングケア:幹細胞コスメ
再生医療の分野で注目されている「幹細胞」

幹細胞コスメは、幹細胞を培養したエキスから作られ、その由来によって大きく3つに分かれます
ヒト由来
動物由来
植物由来
この中で日本で流通しているのはヒト由来と植物由来の幹細胞コスメです。
ヒト由来幹細胞コスメの特徴
効果が高く安全
ヒト神経幹細胞コスメには美白効果あり
商品数も多いが値段は高め

植物由来幹細胞コスメの特徴
リンゴなどの植物幹細胞を培養したエキスが有名
抗酸化作用と保水力に効果あり
値段が安い

